生涯患者さんと向き合いたい先生へ

ホンダから学ぶ、技術と経営の分離

星 多絵子(ほし たえこ)
メニースターズ代表

生涯患者さんと向き合いたい先生へ について書きます。経営について、医療と共通点の多い創業時のホンダから学びます。医療法第7条では、医療法人の経営者は 原則として医師または歯科医師と規定されています。医師または歯科医師は技術者です。経営学を学ぶ時間があるでしょうか。学ぶ時間があれば、名実ともに 医師が経営者となります。

しかし、問題は学ぶ時間がない場合、経営を任せられる参謀が必要になります。一般企業ですが、ホンダの創業時は代表取締役の本田宗一郎氏と副社長の藤沢武夫氏の二人三脚でした。本田宗一郎氏は技術の天才。藤沢武夫氏は経営の奇才。 高い技術は本田宗一郎氏が、 実質的な経営は藤沢武夫氏が担っていました。前提として、藤沢武夫氏は本田宗一郎氏の 技術に口を出さないことを約束していたとのこと。

医療も、医師が技術者でありつづけるためには 経営を別の人に任せることを検討します。もちろん「決断」は経営者である医師のすることです。その「決断」の手助けとなる「提案」をする 人を経営参謀とする方法もあります。もし、院内に経営参謀になる方がいらっしゃらなければ、院内の人材が育つまで、私のような外部の者に依頼するのもひとつの方法です。

すべてをひとりで担うことに限界を感じられている先生。できるだけ患者さんと向き合いたい先生。 私のような経営参謀を検討してみてはいかがでしょうか。


星 多絵子(ほし たえこ)
メニースターズ代表
1973年、埼玉県に生まれる。1996年、帝京大学法学部法律学科を卒業。医療機関での受付・レセプト点検から一般企業経理、社会福祉法人の内部監査人を経て、2007年4月、中小企業診断士(経済産業省登録)。同年、医療機関を中心とする会計事務所にて医療・介護・福祉コンサルタントとなる。2015年、独立開業「メニースターズ」を立ち上げ、医療政策の分析および診療報酬、経営資源「ヒト、モノ、カネ、情報、時間」のマネジメントを中心とするコンサルティングを行う。
自治体病院・公的病院・医療法人といった経営形態を問わず、経営改革・経営改善のアドバイスができる。また、職員ヒアリング(累計1500人以上)の経験から、現場視点でのコンサルティングだけでなく、綿密な人間観察も得意とする。
現在、社会福祉法人での経験を活かし、介護・福祉にも経営アドバイスを行っている。


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