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【「ヒト」の視点での看護管理 佐藤譲】19.他人は想い通りに動かないもの

time 2018/05/25

【「ヒト」の視点での看護管理 佐藤譲】19.他人は想い通りに動かないもの

【「ヒト」の視点での看護管理 佐藤譲】

19.他人は想い通りに動かないもの

「いくら教えてもわかってくれない」・「マニュアルがあってもできない」
と落ち込むのではなく、

そもそも、「教えたとおりにやらない」・「教えたとおりにできない」
のが人と想えば気持ちがラクになります。

教えられたとおりにスタッフができたときは、
ハイタッチしたり、一緒に喜んだり感動すれば良いこと。
そもそも、同じことを言ってもやる人とやらない人がいるので、
指示したとおりにスタッフ全員が動けば管理職は容易なものになってしまいます。

管理職の世代には、学生時代に部活などで体育会系のノリで鍛えられた人がいるかと思いますが、
体育会系のノリで「これやれ」「あれやれ」っていう指示命令は仕事のやり方が下手な人です。
「これをしろ」の命令調ではなくて、
「なぜか」を問い、考えさせ、発言させることがスタッフを動かすポイントです。

面倒で、厄介なんですが、人は自分で考えて発言したこと以外は身につかないものです。
管理職として気遣いが必要なことは、考えさせ発言させる際、
下手に重箱の隅を突いてしまうとネガティブな方向に追い込んでしまうため、
相手への人間観察力のもと、その気にさせ、少しでもモチベーションを高めることではないでしょうか。

【前回記事】 18.人との巡り会い

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佐藤 譲
【略歴】
東海大学工学部経営工学科 3年次の東海大学医学部付属病院での
看護実習(日勤・準夜勤・深夜勤で看護助手業務の実習)後、
「病棟における看護師の薬剤の混注作業」、「看護業務量調査」、
「病棟における看護要員の適正人員配置」などの研究に対し、
経営工学の学生として看護部調査研究委員会にかかわり、
東海大学大学院 工学研究科 経営工学専攻 博士課程前期修了(1996年)。

その後、東京都・栃木県・山梨県内の病院看護部にて、看護業務量調査の支援、
国立医療・病院管理研究所(現 国立保健医療科学院) 協力研究員、
財団法人日本訪問看護振興財団(現 公益財団法人 日本訪問看護財団) 主任研究員、
大学看護学部や看護専門学校での非常勤講師、
認定看護管理者教育課程ファーストレベル講師等を経て、
2003年 公益財団法人 日本心臓血圧研究振興会 附属 榊原記念病院に入職。
2010年より現職。


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