人材紹介会社のデータベースに貴院の悪い評価が書かれているのをご存知ですか?

【看護師紹介会社から見た医療機関 転職コンサルタントS】

5.看護師紹介会社からの紹介数を増やすには、エリアマネージャーとの人間関係が大切

看護師紹介会社で転職コンサルタントをしているSです。
今回も看護師採用のポイントについて、説明をしていきたいと思います。

看護師は基本的に働き方がシフト制の為、自宅から遠くに通うことを好みません。
通勤時間は30分以内に留めるのが理想と考えているケースが多いです。
看護師紹介会社は土地勘がないと看護師向けに最適な提案が難しいことから、
エリアを細かくわけて、エリア担当制にしている会社が多いです。

それらエリアの成績を管理しているのが、
エリアマネージャーやエリアリーダー等の肩書がついている管理職です。
このエリアマネージャーはエリア内で登録してくる全看護師を見ているので、
看護師情報を一番多く持っています。

またエリア成績の責任者の為、成績につながりやすい病院の情報をとても大事にしています。
担当者一人ひとりにアプローチするよりも、
このエリアマネージャーに、面接が上手くいきやすい、
採用されやすい医療機関と認識されることが大切です。

各担当者の転職アドバイスが上手くいっていない時に、
このエリアマネージャーから「この病院を提案してみたら?」と、
貴院が言われる存在になることで、紹介数は大きく伸びるケースがあります。

逆にこのエリアマネージャーに悪い評判が知られている状態
(よくあるのが手数料でモメたことがある等の情報)だと、
データベースにどういうトラブルがあったか等が記載されています。

そのデータベース上の悪い評判を払拭しない限り、紹介数が増えません。

タイミングを見つけて、求人内容の説明、
相談等を理由にエリアマネージャーと接点を作り、
紹介してもらいやすい人間関係を構築していきましょう。

【前回記事】それでは、看護部長の考え方やお人柄が伝わらないです・・・

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【ペンネーム】看護師紹介会社 転職コンサルタントS
【プロフィール】
大学卒業後、証券会社から看護師紹介会社に転職。
看護師紹介コンサルタントとして実績を積むとともに、
医療機関からの看護師採用支援を担当。
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