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【「ヒト」の視点での看護管理 佐藤譲】11.永遠なる課題:業務量把握における直接看護と間接看護

time 2018/03/30

【「ヒト」の視点での看護管理 佐藤譲】11.永遠なる課題:業務量把握における直接看護と間接看護

看護業務と量として把握する際、看護業務の一覧(大項目、中項目、小項目なる構成)をもとに収集・集計するものであるが、そもそも看護業務項目をどう把握するかが大きなポイントである。

病棟間の業務の比較であれば、わざわざ看護業務量を把握するための調査をせず、看護業務の一覧をもとに、項目に対する認識合わせをするだけで病棟間の温度差が無くなることもある。しかも、看護業務量調査の分析で「直接看護(患者に直接接する行為類)」「間接看護(直接看護に対する準備・後始末類)」なる集計もされ、「直接看護」が30~40%、「間接看護」が50~60%となることが多いです。

大抵の看護師は、「直接看護」が看護の理想であったり、「直接看護」に多くの時間を割くため、「間接看護」の時間を削減・省力化したいといわれますが、「間接看護」を削除した分、本当に「直接看護」の時間が増えるものでしょうか。

業務の削減・改良・無くすよりも、「直接看護」に対する意識を強めるだけで大きな産物が生まれるかもしれません。

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佐藤 譲
【略歴】
東海大学工学部経営工学科 3年次の東海大学医学部付属病院での
看護実習(日勤・準夜勤・深夜勤で看護助手業務の実習)後、
「病棟における看護師の薬剤の混注作業」、「看護業務量調査」、
「病棟における看護要員の適正人員配置」などの研究に対し、
経営工学の学生として看護部調査研究委員会にかかわり、
東海大学大学院 工学研究科 経営工学専攻 博士課程前期修了(1996年)。

その後、東京都・栃木県・山梨県内の病院看護部にて、看護業務量調査の支援、
国立医療・病院管理研究所(現 国立保健医療科学院) 協力研究員、
財団法人日本訪問看護振興財団(現 公益財団法人 日本訪問看護財団) 主任研究員、
大学看護学部や看護専門学校での非常勤講師、
認定看護管理者教育課程ファーストレベル講師等を経て、
2003年 公益財団法人 日本心臓血圧研究振興会 附属 榊原記念病院に入職。
2010年より現職。


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