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【「ヒト」の視点での看護管理 佐藤譲】9.点の看護から連続性のある看護へ

time 2018/03/16

【「ヒト」の視点での看護管理 佐藤譲】9.点の看護から連続性のある看護へ

保助看法5条で看護師を「療養上の世話」と「診療の補助」の二面を行う者と定義していますが、専門看護師・認定看護師・認定看護管理者・特定看護師と看護師業務は高度・専門分化しつつあります。

しかも、医療提供の場に看護が依存し、「急性期機能を担う病院では、忙しすぎて看護ができない」とか、「病院で多くの人の最期を見てきて、本当にこれで良かったのかと疑問に感じ続けてきた」と言われることがあります。高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもと、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるような支援やサービス提供体制を構築するためには、看護の視点を広げる必要があります。

従前の病院における看護では、「外来診療」「検査」「手術看護」「入院中の看護」「退院後の看護」などと点から線になりつつありますが、

日ごろの健康状態(健康診断)→外来診療→検査→入院看護→手術看護→退院後の看護→退院後の外来通院→施設・在宅へ

連続性がある看護を線としてつなげることが重要です。

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佐藤 譲
【略歴】
東海大学工学部経営工学科 3年次の東海大学医学部付属病院での
看護実習(日勤・準夜勤・深夜勤で看護助手業務の実習)後、
「病棟における看護師の薬剤の混注作業」、「看護業務量調査」、
「病棟における看護要員の適正人員配置」などの研究に対し、
経営工学の学生として看護部調査研究委員会にかかわり、
東海大学大学院 工学研究科 経営工学専攻 博士課程前期修了(1996年)。

その後、東京都・栃木県・山梨県内の病院看護部にて、看護業務量調査の支援、
国立医療・病院管理研究所(現 国立保健医療科学院) 協力研究員、
財団法人日本訪問看護振興財団(現 公益財団法人 日本訪問看護財団) 主任研究員、
大学看護学部や看護専門学校での非常勤講師、
認定看護管理者教育課程ファーストレベル講師等を経て、
2003年 公益財団法人 日本心臓血圧研究振興会 附属 榊原記念病院に入職。
2010年より現職


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