看護管理者支援サイト

看護管理が病院を変える

【特定看護師と診療看護師の違いと資格取得の過程 篠﨑真弓】4.診療看護師と特定看護師の研修区分数の違いについて

time 2018/03/11

【特定看護師と診療看護師の違いと資格取得の過程 篠﨑真弓】4.診療看護師と特定看護師の研修区分数の違いについて

第2回の診療看護師と特定看護師の呼称の違いを説明させていただいた際に、
研修区分数の違いがあることにふれています。

*2.特定看護師と診療看護師の違いについて

今回は区分にはどのようなものがあるのかを知っていただこうと思います。
区分とは厚生労働省で定められた『特定行為の区分』の事です。
そして特定行為は

診療の補助であり、看護師が手順書により行う場合には、
実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能が特に必要とされる38行為

とされており、
「人工呼吸器からの離脱」
「褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去」
「持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整」
などの38行為があります。
これらの特定行為を区分間で重複しないものとして、21区分に分類されました。(表1参照)
■表1

指定研修機関はこれらの特定行為区分に応じた研修を厚生労働省で義務付けられており、

特定行為研修全体に関連し、特定行為研修は、チーム医療のキーパーソンである看護師が、患者及び国民並びに医師及び歯科医師その他医療関係者から期待される役割を十分に担うため、医療安全に配慮し、在宅を含む医療現場において、高度な臨床実践能力を発揮できるよう、自己研鑽を継続する基盤を構築するものでなければならないものとすること

という基本理念の基に行われています。
次回は、特定行為研修について体験談をお話しさせていただこうと思っております。

参考
厚生労働省HP:
「保健師助産師看護師法第37条の2第2項第1号に規定する特定行為及び同項第4号に規定する特定行為研修に関する省令の施行等について」
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000077985.html
「特定行為区分とは」
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000077098.html

【前回記事】 3.診療看護師の活動① ~診療看護師になってよかったと実感した時~

===========================
プロフィール
篠﨑 真弓
略歴
1994年 日本医科大学付属病院 入職 (看護係長まで務めるが、大学院進学のため退職)
2011年 東京医療保健大学大学院 看護学専攻 高度看護実践コース入学
2013年 東京医療保健大学大学院 看護学専攻 高度看護実践コース修士課程卒業
2013年 日本医科大学武蔵小杉病院 入職
(診療看護師として研修後、循環器内科心不全ケアチームや救急外来でのトリアージなどを行う)
2017年 日本医科大学看護専門学校 異動 基礎看護学担当講師
現在に至る


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。