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【「ヒト」の視点での看護管理 佐藤譲】4.他人への言葉は、自分自身にむけた言葉

time 2018/02/09

【「ヒト」の視点での看護管理 佐藤譲】4.他人への言葉は、自分自身にむけた言葉

「イライラさせるなぁ~」「ちゃんとしてよぉ~」「しっかりして~ぇ」と発言してしまう人に対し、まわりのスタッフから苦情などが寄せられることがあります。この言葉、今ではハラスメント要素が強い言葉ですが、上下・左右関係の摩擦での言葉ではなく、単に無意識なる自分自身への言葉かもしれませんよ。自分に突きつけることが苦しく・・・、でも何とかしたくて・・・、他人に言うことで自分自身に伝えようとしているかもしれないのです。つまり他人に向けた言葉は、無意識で自分自身に対して発している言葉となっていることがあります。
そんなとき、「どんな言葉を使っているの?」って頭ごなしに指導をするのではなく、まずは自分自身を認めさせ、自分自身を許す気持ちに向かせることで、自分自身を責めることも、他人を責めることにもならないかもしれないのです。看護管理としても、看護としても、まずは自分自身を受け入れ、優しく、他人に対しても良い言葉を使おうって言われる所以でしょうか。

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佐藤 譲
【略歴】
東海大学工学部経営工学科 3年次の東海大学医学部付属病院での
看護実習(日勤・準夜勤・深夜勤で看護助手業務の実習)後、
「病棟における看護師の薬剤の混注作業」、「看護業務量調査」、
「病棟における看護要員の適正人員配置」などの研究に対し、
経営工学の学生として看護部調査研究委員会にかかわり、
東海大学大学院 工学研究科 経営工学専攻 博士課程前期修了(1996年)。

その後、東京都・栃木県・山梨県内の病院看護部にて、看護業務量調査の支援、
国立医療・病院管理研究所(現 国立保健医療科学院) 協力研究員、
財団法人日本訪問看護振興財団(現 公益財団法人 日本訪問看護財団) 主任研究員、
大学看護学部や看護専門学校での非常勤講師、
認定看護管理者教育課程ファーストレベル講師等を経て、
2003年 公益財団法人 日本心臓血圧研究振興会 附属 榊原記念病院に入職。
2010年より現職。
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